メモ帳

書き留めておきたいこと置場。

ナガスタで話してた作詞作曲についての覚書

長瀬くんが「Nagase the standard 」で、2016/2/1〜2/4に話していた、「作詞作曲の話」をまとめてみた。

 

 

【2/1 リリック(2013年:泣くな、はらちゃん主題歌)】

●撮影当初ドラマ撮影をしながら作ってた。撮影してから、夜中にずっと家で作業していた。
 
●めちゃくちゃ考えた。こんなラブソング聞いた事ないなっていうのになったから、良かったなと個人的には思ってる。
 
●洋楽らしさもあれば、邦楽らしいキャッチーでポップな部分もあるし、ちゃんとバンドサウンドっていうところもこだわりだった。
 
 
 
【2/2 作曲について/ほんとんトコ(2013年:クロコーチ主題歌)】
●音楽の依頼が来る時は、大体「ざっくりこういう世界観」とか「こういうテーマでお願いします」というお願いをされる。中には、「こういう曲調で」とか結構細かいリクエストもあったりする。
 
●ほんとんトコに関しては、80年代のロックというリクエスト。
ロッケンロールするぐらいざっくりとしたギターのリフを活かして、Van HalenのJUMP的な感じのコード進行に。
でも、サビはドラマが社会派ドラマで正義なのか悪なのかという哲学っぽかったから、正解を見つけてる旅人みたいなそういうイメージで曲は作った。
「真実を教えてくれよ。俺らこれでも頑張って毎日生きてるんだからさ、逃げずに…」っていう熱いところがある。
 
●長瀬くんは、ほんとんトコのサビが好き。
ロックはギターの音とかでもジャラジャラした悪そうな音がロックという人も中にはいるけど、別に音がジャラジャラしてるからロックという訳ではなくて、最近ジャンルが細部化されて、聞く人によってはジャンル分けが変わる世の中。
長瀬くんはTOKIOの音楽に関しては全部ポップだと思ってるから、曲の音はロックとかで使われるような音色を使ってるけど、歌詞がポジティブな歌詞が多かったりするから、ポップなイメージ。
 
●ほんとんトコはポップだけど、「真実を探してる冒険者みたいな」骨太さみたいなものをイメージした。
 
●曲を作る時にいつも心掛けてることは、「ダサい」ということ。カッコイイだけじゃダメ。ちょっとのダサさとか隙がないのは、聞いてて疲れちゃう。ダサいところが堪らない。東京ドライブとかだと、♪ぶぶぶんぶんぶん…のとことかがそう。
 
 
 
【2/3 作曲について/東京ドライブ(2015年:車のCMソング)】
●曲を作る時には、曲の中にストーリーを作ってる。徐々に色んな変化、言葉や音…メロディの進行の流れでストーリーが出来ていく。
 
●東京ドライブは、基本最初Emから始まる。サビはメジャーでちょっと明るくなる。これだけでサビが、開けた感じがする。青空が広がる場所に飛び出したというイメージ。
 
●fragileも、最初は基本マイナー。サビはメジャーから。
 
●全部感覚。メジャーは明るいな、マイナーは暗いなというところから、全部ストーリーを作ってる。
 
 
 
【2/4 作詞について】
●歌詞の言葉は、シンプルな方が突き刺さるということが、きっと音楽の醍醐味。難しい言葉を並べて理解するものよりも、単純な言葉になんか鳥肌たったという方が、深く突き刺さってると思う。
 
●単純な言葉でも突き刺さるようにするためには、感覚的なものが重要だと思う。
 
●長瀬くんは、歌詞を考える時にそんなに迷わない。迷うとしたら、どういう風に言い回しをしたら自分らしさが出るかとか。そういう事しか考えない。
 
●メロディに乗る言葉が大事だと思ってる。発音とかイントネーションとかにも関わってくる問題。
愛してる(→)だとスッと入ってくるけど、愛(↑)してる(↓)となると気持ち的なものが入ってこない。
メロディの高低差で出来るイントネーションを、大事にしてる。言葉よりも、いかに身体に入ってくるかという感覚的なもの。
 
 
 
 
【ちなみに】 
2/7放送の関ジャム内の「この曲のここを聞いてくれ」というコーナーで、錦戸くんがリリックを選んでくれ、
 
「孤独なんて考えたこともない 君に会うまでは」
→誰でもわかる言葉で、前後変えたりとかで、こんな素敵な言い方出来るんやと思って。こうやって思える人は素敵じゃないですか。
 
とコメント。
シンプルな言葉が突き刺さってるよ!長瀬くん!